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工学部神谷大介准教授らの取り組みが「モビリティ?ソリューション賞」を受賞 目標9:産業と技術革新の基盤をつくろう目標11:住み続けられるまちづくりを目標17:パートナーシップで目標を達成しよう

 工学部社会基盤デザインコース神谷大介准教授らの取り組み「沖縄ゆいまーるプロジェクト」が、(一社)日本自動車会議所の第4回「クルマ?社会?パートナーシップ大賞」の「モビリティ?ソリューション賞」を受賞しました。

 「クルマ?社会?パートナーシップ大賞」は、自動車業界で働く550万の人々と自動車ユーザーによるさまざまな貢献に「ありがとう」と感謝を伝え、それぞれの素晴らしい取り組みが世の中に広がっていく一助になればとの思いから、2021年に創設し、日本自動車会議所と日刊自動車新聞社と共催で行われているものです。
https://www.aba-j.or.jp/partner/

<工学部 神谷 大介准教のコメント>
 インバウンド観光客の増加に伴い、外国人ドライバーによるレンタカー事故が全国的に増加してきています。沖縄県においては特に顕著であり、国内ドライバーによるレンタカー事故も多く発生しています。この取り組みは、沖縄県警の事故に関するデータ、民間企業が保有する車両等に関するデータおよび情報提供の仕組み、これらに東京大学福田大輔教授と神谷が交通工学等の観点から連携?協力したものです。警察?企業?大学の連携による取り組みは非常に稀なものでありますが、社会的有用性の高い取り組みだと考えられ、そのことが評価された受賞だと考えております。

<取り組み概要>
 「沖縄ゆいまーるプロジェクト」は、沖縄県警察、一般財団法人トヨタ?モビリティ基金、株式会社トヨタレンタリース沖縄、矢崎総業株式会社、株式会社JTB、トヨタ自動車株式会社、東京大学大学院工学系研究科、琉球大学が2023年2月に連携協定を締結し、警察の事故データ、車両データ(乗用車?商用車)およびレンタカーの車載アプリによる分析を行ってきたものです。

詳細は以下のURL参照
https://toyotamobilityfoundation.jp/news/release/0110.html