本学では、事務系職員の能力及び資質向上を目的として、体系的なSD(スタッフ?ディベロップメント)研修を実施しています。今回は、そのうちの若手事務系職員の必修科目である「大学評価?IR研修-基礎編-」が、第1部「大学評価とIR」と、第2部「大学評価?IRのための初級統計」に分けて、6月3日から7月1日の期間にオンデマンド配信(事前に収録した講義動画をインターネット配信する形式)にて大学評価IRマネジメントセンターの主催で実施されました。
当研修は、大学評価やIR、統計の基本的知識を習得させることにより、職員の資質の向上を図ることを目的としており、若手事務系職員を中心として多くの教職員が参加しました(第1部及び第2部の参加者20名)。
当センターの吉田 望 講師を研修講師に迎えて行われた第1部では、大学評価及びIRの概略、本学の質保証体制について講義が配信されました。
第2部では、尺度水準、データの代表値や散らばりの指標、相関係数、ヒストグラムと箱ひげ図等について、練習問題や作図の実習を交えた講義が配信されました。
研修後のアンケートでは、「これまで業務でまったく意識してこなかった大学評価とIRのイメージはつかめた。」「統計の考え方や可視化の方法について学ぶことができた。」「データの特性を理解できた。」等の意見が寄せられました。
評価やIRはPDCAサイクルによる内部質保証実現のための仕組みやツールであり、本学構成員には評価?IRについての理解が求められています。当センターは、今後もSD研修を継続することにより、これらのマインドを涵養し、内部質保証を推進する環境を整えていきます。
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【講義の様子】