本学では、1950年(昭和25年)の開学以来、第69回目の開学記念日となった5月22日(水)、開学を祝う記念行事を開催しました。学外から名誉教授、後援財団関係者及び同窓会関係者を招待し、本学役職員を含め、約70名が出席しました。
今年度は理学部物質地球科学科の山田 広幸准教授と伊藤 耕介准教授を講師に「台風の航空機観測」をテーマに講演が行われました。名古屋大学との共同研究で、両准教授は、日本人研究者として初めて小型ジェット機にて台風の眼の中に侵入し、中心部分の直接観測に成功しています。台風の眼に侵入した際の実際の映像や、台風研究の最前線で研究を行う両准教授の臨場感あふれる講演は、出席者の関心を集め、多くの質問が飛び交いました。
引き続き本部棟前にて西田学長、新名誉教授及び同窓会役員により、毎年恒例の護国寺の鐘の打鐘が行われました。
その後、大学会館に場所を移し、本学教職員も交えた午餐会が行われ、本学の開学記念日を祝いました。
講演を行う山田准教授(左)と伊藤准教授(右)
護国寺の鐘の打鐘をする西田学長