お知らせ

運航乗務員訓練生として日本トランスオーシャン航空(JTA)に入社した本学卒業生2名が本学を表敬訪問しました 目標4:質の高い教育をみんなに目標11:住み続けられるまちづくりを目標17:パートナーシップで目標を達成しよう

 2023年1月に運航乗務員訓練生として、日本トランスオーシャン航空株式会社(JTA)に入社した、新垣俊さん(本学法文学部卒)と岸本周さん(本学工学部卒)が、2023年3月10日、同社の末好康宏運航部門長、郡山大作運航部部長、正岡良和運航部副部長らとともに本学を表敬訪問しました。
 本学からは、西田睦学長、牛窪潔理事(地域貢献等担当)をはじめ、パイロットを目指す学生のサポートなどに取り組んでいる眞榮平孝裕教授(理学部)、小島肇准教授(地域連携推進機構)、平良喜彦総合企画戦略部長らが出席しました。
 新垣さんと岸本さんは、2019年にJTAが実施するJTA SKY CAMP(飛行体験を含む航空業界インターンシップ)に参加しました。その後、JTAと株式会社琉球銀行が連携して創設したパイロット志望学生支援制度(「パイロットになる」という夢の実現をサポートする奨学ローン)を利用した第1期生として、崇城大学(熊本県)でのライセンス取得訓練、JTAの採用選考を経て入社しました。
 大学入学前からパイロットになりたいと思っていたお二人は、飛行機を操縦できるということを知り、JTA SKY CAMPに参加し、さらにパイロットへの夢が膨らんだとのこと。ただ、崇城大学でのライセンス取得訓練は思っていたより厳しく、飛行訓練中は操縦だけではなく管制官とのやりとりをはじめ、自機の位置確認や航法計算など様々なタスクを同時にこなさなければならないことなどの苦労話もありました。
 入社後、半年間は地上研修として、パイロットとは異なる業務を経験したのち、7月からボーイング737型ジェット旅客機パイロットとしての訓練が始まるとのこと。また、地上研修について末好運航部門長から「パイロットは運航技術もさることながら、人間性が重んじられるので、旅客機を飛ばすために地上で動いている社員の業務を理解し、協力し合うことが大事」との説明がありました。
 西田学長からは、「大学は人材を育てる場であり、今後も航空人材の育成に協力していきたい。お二人には、今後も本学の後輩が続くよう、協力してほしい」との話がありました。


懇談の様子


(左から)新垣さん、西田学長、岸本さん


(後列左から)比嘉次長、平良部長、末好部門長 、 郡山部長 、 眞榮平教授 、 正岡副部長 、崎浜チーフマネージャー、瀧川課長補佐
(前列左から)小島准教授 、 新垣さん、西田学長、岸本さん 、牛窪理事