本学では、事務系職員の能力及び資質向上を目的として、体系的なSD(スタッフ?ディベロップメント)研修を実施しています。今回は、そのうちの若手事務系職員の必修科目である「大学評価?IR研修-基礎編-」が、第1部「大学評価とIR」(令和3年7月21日(水)実施)と、第2部「大学評価?IRのための初級統計」(7月28日(水)実施)に分けて、オンラインにて大学評価IRマネジメントセンターの主催で実施しました。
当研修は、大学評価やIR、統計の基本的知識を習得させることにより、職員の資質の向上を図ることを目的としており、若手事務系職員を中心として多くの職員が参加しました(第1部の参加者21名、第2部の参加者18名)。
当センターの吉田望講師を両日の研修講師に迎えて行われた、第1部では大学評価及びIRの概略、本学の質保証体制について講義が行われた後、参加者が本学の質保証の課題や質保証と自身の業務との関連について考え、発表しました。第2部では、尺度水準、データの代表値や散らばりの指標、相関係数、ヒストグラムと箱ひげ図等について、練習問題や作図の実習を交えた講義が行われました。研修後のアンケートでは、「大学評価を行っている大きな意味について、全体像の理解ができた。」「研修を通して基礎的な知識を得ることが出来たので、思い出しながら意識して活用していきたいと思う。」等、研修に満足したという意見が多く寄せられました。
評価?IRはPDCAサイクルによる内部質保証実現のための仕組み?ツールであり、本学構成員には評価?IRについての理解が求められています。当センターは、今後もSD研修を継続することにより、これらのマインドを涵養し、内部質保証を推進する環境を整えていきます。
研修資料は、以下の大学評価IRマネジメントセンターのサイトに学内限定で掲載しています。
URL https://gspd.skr.u-ryukyu.ac.jp/raimc/?p=1658
講義の様子