オープンアクセスの学際的電子ジャーナル「Scientific Reports」誌に、沖縄トラフにおける海底塊状硫化物(SMS)堆積物の形成メカニズムに関する論文が掲載されました。地球深部探査船「ちきゅう」を用いた掘削サンプルに基づく研究成果です。この航海には本学理学部の教員(土岐知弘准教授)と学生(上原力、宇座大貴)も参加し、データの取得に貢献しました。The D/V Chikyu Expedition 909 Scientists(地球深部探査船「ちきゅう」第909次航海乗船研究者)としてリストアップされています。この掘削航海は、2016年11月16日?12月15日にかけて「CK16-05」航海として、中部沖縄トラフで実施されました。
<発表概要>
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<論文情報>
論文タイトル:Subseafloor sulphide deposit formed by pumice replacement mineralisation
雑誌名:Scientific Reports
著者名:Tatsuo Nozaki, Toshiro Nagase, Yutaro Takaya, Toru Yamasaki, Tsubasa Otake, Kotaro Yonezu, Kei Ikehata, Shuhei Totsuka, Kazuya Kitada, Yoshinori Sanada, Yasuhiro Yamada, Jun?ichiro Ishibashi, Hidenori Kumagai, Lena Maeda, the D/V Chikyu Expedition 909 Scientists
DOI番号:10.1038/s41598-021-87050-z
論文アクセスURL:https://rdcu.be/cjeCK