琉球大学は、駐留米軍から返還された西普天間住宅地区跡地に整備する新キャンパスの建物工事の手始めとして新病院の建設に着手します。
令和7年初頭(予定)の開院を目指し、工事の無事と安全を願い、感染対策に万全を期した上で施工業者主催による安全祈願祭が令和3年3月19日(金)に開催されました。
医学部及び病院は、駐留米軍用地跡地利用の先行モデルとして、「高度医療?研究機能の拡充」、「地域医療水準の向上」、「国際研究交流?医療人材育成」の3つを柱とする、国際性?離島の特性を踏まえた沖縄健康医療拠点の中核を担うため、移転することとなりました。
新病院は、地上14階建て、延べ床面積約7万㎡、病床数620床で、がんや高度な救急医療、また移植医療等への対応強化を図るとともに、災害対応や遠隔診療等の更なる充実により地域医療水準の向上を図ります。
西田学長は、関係者への御礼と工事期間中の安全を祈念すると共に、「移転後も『地域に根差し、地域のために』の精神を継承していきたい」と挨拶を述べました。
苅初の儀を行う西田学長
安全祈願祭の様子