政府が4月16日に全都道府県を対象地域として緊急事態宣言を発令したことを踏まえ、沖縄県知事は4月22日に緊急事態措置として、大学を含む県内7種の施設に対して4月23日(木)~5月6日(水)の間の休業を要請しました。
本学としては、現在の状況に照らして既に活動の制限等を実施しているところですが、学生?教職員の健康を守るため、また、地域に貢献する大学として新型コロナウイルス感染症の拡大に歯止めをかけるため、知事の要請に協力することは当然のことと考え、本学(大学病院を除く)における活動を本日からさらに制限することとしました。
今回の活動制限は、本学と社会の安全を確保するために極めて重要な措置と考えています。学生?教職員の皆さん、ご協力よろしくお願いします。地域の方々には、本学の方針をご理解くださるよう、よろしくお願いします。
なお、事態の推移に応じて、制限内容は機動的に見直す方針です。必要な情報は随時本学ホームページ新型コロナウイルス感染症に関するお知らせ等のまとめにてお知らせしてまいりますので、定期的なご確認をお願いします。
昨日開催された政府の新型コロナウイルス感染症対策専門家会議は、8割の接触機会の低減の徹底が重要であることを指摘しています。そして、ゴールデンウィークを迎えるにあたって、帰省や旅行による人の移動により、全国に感染が拡がることを強く懸念し、「オンライン帰省」の薦めなど、「人との接触を8割減らす、10のポイント」を示しています。これもぜひ活かしていただければと思います。
令和2年4月23日
琉球大学長 西田 睦