～2020年、琉球大学は開学70周年を迎えます。～
Island wisdom, for the world, for the future.
令和2年4月1日
琉球大学長 西田 睦
琉球大学の学生?教職員の皆さん、世界中、そして日本中が新型コロナウイルスと戦っているさなかに、本日から新年度を迎えます。
琉球大学では、２月３日に危機対策本部（新型コロナウイルス感染症対策）を設置して、学内への注意喚起、卒業式?修了式の簡素化、入学式の延期、就業にかかる取り扱いの柔軟化などの措置をとってきています。
そこで重視しているのは、（１）学生?教職員の皆さんが感染しないよう、また感染源にならないよう十分な注意を払いながら、一方で、（２）学生の皆さんの学びの機会をできる限り提供したいということです。
そのための講義等の実施にかかる基本的な方針は別にお示しいたしますし、各学部等もさまざまな検討を進めていますが、（１）と（２）をともに満たすためには、授業のあり方に対する大胆な発想の転換による新たな試み、様々な工夫などが必要です。学生?教職員の皆さんには、不自由やご苦労をおかけすることになるでしょうが、私たちは世界中の人類とウイルスとの戦いの一端を担っているのであり、ぜひ一緒に、知恵を出し合い、力を合わせて難題に立ち向かっていきましょう。
皆さんに、以下のようなお願いをしたいと思います。誰もが、とくに若者は、新型コロナウイルスに感染していても気づかないことも多く、知らないうちに感染源になる可能性があるからです。感染させてしまった人の命にかかわることを十分に認識してください。
●学内に新型コロナウイルスを持ち込まないよう気をつける。
自身の健康観察を毎日行い、体調の悪い（発熱、息切れ、だるさ等の症状がある）ときは、大学に連絡をとったうえで、大学へ来ない。
●体調が悪くなくても自身が感染している可能性を念頭において行動する。
「３密」（換気の悪い密閉空間で、多数が集まる密集場所、間近で会話や発声をする密接場面）を避ける。本学では、教室などがこういう場にならないよう準備する。
●学外で感染リスクを高める行動を慎む。
「３密」を避ける。飲み会のような場はとくに危険。
本学が発信する新型コロナウイルス感染症対策関連の情報は、本学のWEBページ「【特設ページ】新型コロナウイルス関連肺炎に関するお知らせ等のまとめ」に掲載しています。刻々の状況変化に応じて掲載情報が次々更新されるので、頻繁に確認をお願いします。また、所属学部のWEBページの確認も必ず行ってください。
琉球大学構成員全員の力を合わせて、この難局を乗り超えていきましょう。
新型コロナウイルスに関する情報は…
【琉球大学公式HP特設ページ】
