9月19日(木),琉球大学の教育研究活動について理解を深めていただくため,経営協議会学外委員を対象に,上原キャンパス(医学部?附属病院)の移転予定地と,全国共同利用?共同研究拠点である熱帯生物圏研究センター瀬底研究施設の視察を行いました。
視察には,西田学長,木暮理事,大屋理事?附属病院長が同行しました。去る6月には,第1回経営協議会の開催に併せて千原キャンパスの視察を行っており,今回で2回目となります。
はじめに,2024年度に医学部?附属病院が移転する宜野湾市の西普天間住宅地区跡地において,施設配置計画図や完成イメージ図のパネルによる説明を受けながら移転予定地を視察しました。アクセス道路の整備計画や,医学部と附属病院との歩行者や車の動線などについて,活発な意見交換がなされました。
続いて,熱帯生物圏研究センター瀬底研究施設を訪れ,守田施設長及び酒井教授から施設の概要や共同研究活動の状況について説明を受けた後,研究者宿泊施設や,海水をかけ流しで供給できるサンゴの実験水槽等を見学しました。委員からは,施設を活用した海洋研究等の進展に期待の声が寄せられました。
琉球大学経営協議会では,毎回テーマを設定して学外委員から大学運営に関するご意見をいただく懇談事項の時間を設けており,学外委員に大学の教育研究環境をご覧いただいたことで,今後,経営協議会における議論がますます深まることが期待されます。