お知らせ

工学部社会基盤デザインコースが沖縄振興開発金融公庫との共同研究成果発表会を開催しました 目標11:住み続けられるまちづくりを目標17:パートナーシップで目標を達成しよう

 2025年3月10日(月)に「沖縄振興開発金融公庫と琉球大学工学部社会基盤デザインコースとの共同研究成果発表会」を開催しました。
 成果発表会には、研究に携わった社会基盤デザインコースの学生5名も出席し、自身らの研究結果の発表や、研究結果を踏まえた提言を行いました。

【調査の目的?背景】
 沖縄県では、過度なマイカー依存により交通渋滞が慢性化し、生産性に悪影響をもたらしています。また、沖縄においても人口減少?少子高齢化は不可避であり、高齢者や子どもをはじめ、誰にとっても豊かで暮らしやすい地域づくりのためには、公共交通ネットワークの活用が求められます。
 このような中、全国では地域交通を「リ?デザイン」し、地域の足(モビリティ)を確保する取り組みが進められており、沖縄でも「沖縄県地域公共交通計画」が令和6年5月に策定される等、公共交通の充実に向けた取組が進んでいます。
 これらの社会的な動向を踏まえ、本調査は、沖縄本島内陸上交通の現状と課題を整理し、今後必要な取組を提言することで、関係機関の公共交通の充実と活用に向けた取組を促進することを目的として実施しました。

【調査概要】
〇調査対象
 本島内を運行する公共交通機関(路線バス?モノレール)、行政機関等
〇調査方法
 各種統計の確認、調査対象へのアンケート調査?ヒアリング
〇調査項目
 現状の確認(社会環境?路線バス?モノレール?行政?事業者等)、抽出した課題の整理
〇調査時期
 令和6年11月8日~令和7年2月28日
〇実施主体
 琉球大学工学部 准教授 神谷 大介
 琉球大学工学部 社会基盤デザインコース 神谷研究室
 上間 大輔(修士2年)新里 莉理、安部 徳哉、羽生 陽向、比嘉 悠(学部3年)
  沖縄振興開発金融公庫調査部地域連携情報室(平良 貴洋、宮平 秀悟)

【資料】
〇沖縄本島内における陸上交通の現状と課題(PDF)

【取り組みの様子】


〇実地調査


〇行政?事業者等ヒアリング